ダウンローディング(downloading) | U理論、潜在意識活用とイメージトレーニング

ダウンローディング(downloading)

ダウンローディングは問題を解決するときやプロジェクトを進める時に最初にいつもしている事を止めることです。

問題解決やプロジェクトを進める時に自分や自分以外の過去の当てはまる、当てはまりそうな経験を集めてしまいます。

普段このような時にわれわれがよくすることは
「これは使えそうだ」
「これは使えない」
「使えるけど、この部分はいらない」
「ここを変えれば使える」

と、本やレポートを読んだり、ウェブサイトで調べて自分が扱いやすい形やフレームに当てはめます。

これを一切やらないのが新しい未来が出てくる第一歩なのです。

では、なぜダウンローディングをしてはいけないのか。
それは今までの考え方が当てはまらない、通用しなくなっているからです。

私たちは機械はそれぞれの部品がうまく機能すれば機械全体が問題なく動くと考えています。
もちろん、ロボットや自動車であればまだこの考え方でいいのですが。

これを生き物に当てはめているからなのです。

大きな意味での生き物(人、動物、植物、自然、経済、地域、政治など)は、個々の問題を解決するだけでは全体が良くならない事に気付き始めています。(すでに気付いています)
部分が全体を表し、全体が部分を表しているのを知る必要があります。

病気は薬を飲むだけでなく、心のケアが必要
登校拒否はカウンセリングだけでなく、食生活も関わっているかも知れない
と考えている人は少なくありません。

病気と心のケアのためには医師の考え方をを変えるべきですし、そうなれば医学→教育→行政→政治→我々個人の意識
がそれぞれ複雑に関わってきます。
この場合だと「健康な人を増やすには私たちの意識を変える」のが一つの大きなイノベーションになるのがわかるはずです。
もちろん、経済活動や自然も関わっています。

このように、生き物を機械と同じように扱い目の前の問題だけを解決してきた過去の経験は使えなくなっているので、
今までの部品を直したり、取り換えたりする過去の経験をダウンローディングするのは止めなくてはいけないのです。

参考:出現する未来   著者:ピーター・センゲ他   訳:高遠裕子
    ダントツ企業実践オーディオセミナー 「これからのビジネスを形作る新理論-「U理論」を先取りする」

タグ: ,

関連する記事

2009月02日03